痛風は贅沢病⁉食生活の偏り?アルコール?激しい運動?整体ではもっとシンプルに原因も改善法も解説できる!

症状改善

かつて痛風には美食家が多くいた時代があり、男性の中高年に多い贅沢病と言われていた頃がありました。しかし最近では患者の若年化が進み、激しいスポーツをする人もなりやすいなど、食事やアルコールを控えるだけでは不十分なこともあるとされているようです。
このように現代の医療では、痛風に至るメカニズムや合併症など様々なことが分かるようになってきました。しかし情報が多すぎて、つまるところ何が原因でどうすれば予防でき、改善できるのか分からなくなっているように感じます。それで結局は尿素を抑える薬を飲み続けるしかないとのことです。しかし初めから体を部分ではなく、全体として読み解いてきた整体では、そんなに複雑にとらえる必要はありません。

この記事を読むメリット

この記事を読めば、痛風になる原因やメカニズムをシンプルに理解することができます。それにより当然症状に対する対処法も、改善方法も、より明確なものになります。根本から改善できるので、再発や他の病気の予防にもなり、体の力で改善した経験は生命力アップにつながります。また習得した改善方法は、今後もあらゆる症状に役立てられます。

痛風の診断や、それに対する治療の選択や実施は医師にしかできません。よってこの記事では痛風かどうかの判断や痛風と診断された方に対して治療方法を提案するものではありません(実際的な問題としても、一度薬を使い始めた場合は、整体的な改善方法が難しくなります)。なので本来であれば “痛風” という言葉を使うべきではないのですが、それだと一般の方に分かりにくくなるため、あえて使用しています。以上をご了承いただけた方のみ、読み進めてください。

痛風に対する一般的な認識

一般の方にもイメージしやすいように、先ずは現代の医療における認識について紹介しておきます。痛風に関しては比較的、整体的な認識と差が少ない方ですので、理解しておいて損はないと思います。しかし無理に知る必要もないので、面倒な方は 次の項 まで飛ばしてください。

痛風にかかるのは20歳以上の男性に多い。原因はプリン体の過剰摂取、過剰生成や排泄不全。不要なプリン体は通常、分解されて尿酸となり、尿とともに排泄される。だが、プリン体が過剰に作られたり尿酸が十分に排泄できなかったりすると、体内の尿酸の量は増えていく。それが結晶化して関節にたまると痛風を引き起こす。プリン体が多く含まれる肉などの食品やビールなどアルコール飲料の摂り過ぎが、よく知られた発症要因の一つである。暴飲暴食・肥満・激しい運動が主な原因である。さらに降圧利尿剤が原因となることもある。血清尿酸値の高い人は、痛風にかかる可能性が高いだけでなく、肥満、高脂血症、高血圧症、糖尿病などの合併が多く、動脈硬化により心血管障害や脳血管障害を誘発することもある。

尿酸は絶えず身体の中で作られています。菜食を主とした食生活に切り替え、尿酸が体内で出来ないようにするか、内服薬で血中尿酸値をコントロールしなければなりません。そのためには、定期的な血液検査(尿酸値と腎機能検査等)が必要です。
発作時の治療には、消炎鎮痛薬を用います。局所麻酔剤入ステロイド関節内注入も効果的です。前兆症状や発作の鎮静化にはコルヒチンも有効です。痛風発作が治まってから、尿酸値をコントロールする薬を長期間服用します。
痛風の発作が起こらないからといって、薬を勝手にやめてはいけません。そのために再発作を起こす方が非常に多い病気です。

前半は “Doctors File” 後半は “日本整形外科学会” それぞれのHPから抜粋しています。

女性に少ない理由と足の親指付け根が好発部位である理由(筆者考察)

整体でもそこは余り突っ込んでいないので、そこだけは筆者が考察してみました。整体的にしっかりとした裏付けがあるわけではないので、興味のない方は 次の項 に進んでください。

女性に多い理由

  • 整体でも医療でも、女性ホルモンの関係で尿酸が排泄されやすいとある
  • 整体では、痛風とリウマチのメカニズムが似ている
  • リウマチは確か女性が多かった → 理由を調べると、女性ホルモンにより “サイトカイン” というものが活性化されるとのこと
  • 試しに サイトカイン,痛風 で検索すると…ビンゴでした! “痛風発作を起こしている最中は、炎症性物質であるサイトカインの影響で腎臓からの尿酸排泄が亢進しているとされます。” とありました。

Point

痛風を引き起こす原因についてはこの後解説していきますが、そのような原因を有したとき、男性の場合は痛風を発症しやすく、女性の場合はリウマチになりやすいということが考えられるということです。ただし筆者は医療の知識もそれほど高くなく、整体の方も深い所では痛風とリウマチとはしっかりとした違いもあります(近いうちにリウマチに関しても記事にしたいと思っています)。それでも全くの的外れではないと考えます。

足の親指付け根が好発部位である理由

  • 痛風は脾臓やリンパ節とも関係する
  • 足の親指付け根には、扁桃腺の反射区がある
  • 扁桃腺はリンパ組織である

整体からみた痛風の直接的な原因

それではここから、痛風に対する整体的な認識を解説していきます。

痛風を招く原因となるの器官

  1. 心臓
  2. 脾臓(リンパ節)
  3. 腎臓

Point

理論だけでなく、実際に沢山の人数の体を読み解いてきたことで、心臓=胸椎4番目の骨,脾臓や=7番目,腎臓=10番目との関連性や、それらと痛風とのつながりが確認されています。

心臓と痛風の関係

  • 心臓は全身に血液を送り届ける役割がある
  • 心臓の働き低下により、体の末端部まで血液が十分に循環されなくなる
  • 静脈による老廃物の回収ができなくなる

Point

痛風の発生部位が足の親指付け根や踵、足首や手首など末端側に多いのはそのためです。

脾臓と痛風の関係

  • 脾臓は古くなった血球や、血液中の異物を処理する働きがある
  • 脾臓の働き低下により、血液中に異物や老廃物が増加する
  • 血液の流れの弱い末端部にそれらが溜まってしまう
  • 脾臓はリンパ節とも関連が深く、リンパ液の滞りも影響する

腎臓と痛風の関係

  • 腎臓には、余分な水分や老廃物などを排泄する働きがある
  • 腎臓の働きが良ければ、尿酸を関節に溜めることもない
例えば脾臓の働き低下によりろ過できなかった分を、腎臓で余分に働くことで補うことで疲弊するなど、それぞれが全く別の理由でダメになるとは限りません。また心臓と神経的につながる椎骨と腎臓のそれとは隣り合っており、互いに影響しあいます。いづれにしても、この組み合わせが痛風を引き起こす直接的な原因と考えられます。
ではそもそもそれら器官に負担を掛ける大元の原因には、どのようなものがあるのでしょうか?それを次の項で紹介していきます。

痛風の大元の原因

食べ過ぎによる影響はやはり大きい

  • 常に胃に食べ物が入った状態により、季肋部から肋骨全体が硬くなり、呼吸器(肺の収縮)に負担がかかる
  • 呼吸器の負担は胸椎3番目の骨を硬くし、直ぐ下にある心臓と神経がつながる骨から、心臓に波及する
  • 或いはパンパンの胃により心臓が直接押し上げられ、負担が生じる
  • 食べ過ぎと関係する胸椎6番目の骨を硬くし、すぐ下にある脾臓やリンパ節と関係する骨から、それらに波及する
  • 胸椎6番目の上には腎臓と関係する骨があり、そこから腎臓に波及する

Point

このように、体のつながりからみても、食べ過ぎによる影響は見事に心臓・脾臓・腎臓の全てに影響することが分かります。しかしもちろんそれ以外による影響も、体から読み解くことがでいますので紹介していきます。

最近では異常気象や精神的ストレスによる影響が急増している

  • 異常気象やストレスで呼吸器に負担をかけ、(食べ過ぎの場合と同様) 胸椎を介して心臓に影響する
  • 猛暑により夏場に良い汗をかけなくなり、心臓・腎臓に負担をかける
  • 近年の気候変動は、痛風の患者数が増加している原因と言える

Point

ストレス社会や気候変動などによる呼吸器への負担は、近年急激に増えている体への負担因子です。それまでは “不調の原因は食べ過ぎが8割” というように、食べ過ぎによる問題がほとんどでした。現代でも食べ過ぎの問題は減っていませんが、それに輪をかけて夏の猛暑やストレスにより呼吸器への負担から体を壊す人が増えています。よって整体では “現代は呼吸器の時代” としています。(詳細は 異常気象の記事 参照)
また良い汗をかくことは、呼吸器・心臓・腎臓 の働きを助けます。逆に本来汗をかいて暑さから体を守るべき季節である夏に、暑すぎて良い汗をかけないことで、体にとって大きなダメージを残してしまいます。(詳細は 汗に関する記事 参照)

その他からの影響

  • リモートワークによる、姿勢の悪化による影響
  • スマホやパソコン作業など、手指を酷使する影響
これらの問題も、痛風患者数が増えている原因の一つと考えられます(日本医療・健康情報研究所によるとコロナ後は更に痛風患者数が3割程度増えているそうです)。体はつながり合って働いているので、追っていけばキリがないくらいです。『これじゃあ医療と同じで、結局よく分からなくなるのでは…』と思われるかもしれませんが心配は要りません。心臓なら心臓とぶつ切りに対処すると難しくなりますが、体の要求に沿って対処する整体の技術であれば、一か所への刺激で体が勝手に関係する箇所まで改善してくれるからです。それをこの後解説していきます。

痛風の予防と改善方法

食べ過ぎ対策

  • 本当に自分が食べたいもの、食べたい量を感じる
    (情報や知識で食べるものや量を決めない)
  • それ以上食べてしまう時は『これでストレス解消しるんだなぁ』と思う
  • 食べ過ぎたときは、食べ過ぎ体操 で体を緩めておく
  • ストレスで食べるなら、食べる以外のストレス解消法を探す

Point

とかく病気になったり予防のためとなると、○○は体に良いから食べなさいとか○○は体に悪いなど、情報や頭で考えて食べさせようとします。しかし大切なのは、自分に必要なものを感じ取ることです。人によっては1日3度の決まった食事や、たった茶碗に半分のご飯で食べ過ぎになることもあります。また水しか飲みたくないときは、水からでも今必要なあらゆる栄養を吸収するものです。

現代人はストレスも多く、ストレスも万病の元です。スポーツや趣味など、体への負担が少ない解消を探しながら、それでも食べてしまうときは 食べ過ぎ体操 で緩めましょう。名前は食べ過ぎ体操ですが、覚えておくと様々な症状に対し応用が効きます。

異常気象対策

こちらの解説については長くなるので、原因の項でも紹介した 異常気象についての記事汗についての記事 を参照してください。特に良い汗をかくことは、以下のような効果があります。

  • 良い汗をかくと、胸椎5番目の骨が緩む
  • 上隣りにある、心臓と神経でつながる椎骨も緩むことで心臓も元気になる
  • 毛穴から老廃物が排泄され、腎臓も元気になり、リンパ節の流れも改善する
  • 皮膚呼吸が活発になり、呼吸器も元気になる

痛風の改善方法

  1. 整体体操の一つ 趾骨間(しこつかん踏み) で足を緩め、
  2. 整体技術の一つ 足湯(そくとう) で溜まった尿酸を排泄し、全身の血流も改善させる

※ “趾骨間踏み” のやり方は、リンクより紹介している記事に移動できます。
もし痛みで “趾骨間踏み” ができない場合は、“趾骨間の溝そうじ” をします。

  1. 両手の親指で、足の指に付け根から、足の指と指の間を広げるようにする
  2. 足の指の骨は、外から見て分かれている部分だけでなく、実際は足の甲の方まで分かれている
  3. 甲の方まで広げるイメージで開いていく

Point

自分の手で広げるのと “趾骨間踏み” という技術では、効果がまるで違います。“趾骨間踏み” では、足に負担をかけた元の原因にまで、自然と働きかけて根本から改善できます。なので ”溝そうじ” で腫れや痛みが改善してきたら、“趾骨間踏み” をやってみてください。思わぬ症状の改善や再発予防が期待できます。
ただし “溝そうじ” も外から見えている指の又を広げようとするのではなく、甲の方まで広げようとするイメージを持つだけでも大分違います。更に足湯を追加することで、十分に元の原因を含めた改善も期待できますので、無理の慌ててに “趾骨間踏み” に進む必要はありません。

まとめとおすすめの書籍

まとめ

  • 痛風を招く直接的な原因は、心臓・脾臓・腎臓 の働き低下が重なった場合である
  • それらは、たまたま重なるわけではなく、どれか一つの働き低下が他の働き低下を誘発することで起こることが多い
  • 心臓・脾臓・腎臓 に負担を掛ける大元の原因として一番大きいのは、やはり食べ過ぎである
  • しかし現在痛風患者数を増やしている原因は、近年の気候変動やストレス社会による負担が考えられる
  • ストレス解消のやむをえず食べてしまう場合は “食べ過ぎ体操” で緩めると良い
  • 汗をかくことで、心臓や腎臓、呼吸器が緩み、痛風の予防・改善が期待できる
  • 痛風の改善方法として、趾骨間(しこつかん踏み) をしてからの、足湯(そくとう) を紹介しました

おすすめ書籍と学べる施設

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痛風に関しては最近の書籍には載っておらず、上段の少し古いものになります。新品での購入は難しいかもしれません。
記事中でも解説しましたが、痛風とリウマチは、引き起こしやすい体の特徴が似ているので、下段のような新しい書籍でリウマチの項を参考にしていただくと良いと思います。

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