実際に目を酷使して実感したこと ~メガネやコンタクトレンズ、手術による回復は頭部の歪みを固定させる~

体の機能改善

整体で自分の体の調整を行っている人には “あるある” なのですが、ついつい自分体に無理をさせて回復力を測ろうとしてしまいがちです。それは “調子にのる” という一面もありますが、体操や整体技術の効果を実感したくなるという理由が大きいです。
筆者もパソコンやスマホの多用などにより視力の低下などを実感していましたが、調整や予防を先延ばしにしてある程度のところまで悪化させました。もちろん本来プロであれば症状のある人の体を読み、体操指導や施術によりどう変化かを読み解くことで学んでいくことが最優先です。それでも “自分の体で実感する” ことで得た感覚も大きいものでした。

この記事を読むメリット

視力に関しての整体的な知恵については別の記事で詳しく解説していますが、この記事では筆者が実際に目に負担が掛かるような生活を続けることで実感したことを伝えていきます。もちろん負担の掛かり方や体への影響の仕方だけでなく、回復に向けての過程で実感し、学んだことも多いです。眼鏡生活から眼鏡無しの生活にまで持っていった方の体験談もからめ解説していきます。

視力が落ちる原因

詳細は 視力についてまとめた記事 に譲りますが、ここでも簡単に解説しておきます。

視力に影響するような原因は、目の酷使だけとは限らない

視力に影響するような負担を生じさせる原因は、目の使い過ぎ以外にある事も多いです。具体的にいくつか上げていきます。

  • 猛暑による呼吸器(肺)への負担
  • 腕の使い過ぎによる首・肩への負担
  • 指先をよく使うなど、部分疲労による影響
  • ストレスによる影響

パソコン作業やスマホ操作による負担がどのように視力に影響するか

筆者は主にこれらの時間増加により視力低下の原因をつくりましたが、どのように影響したのでしょうか?

  1. 平面や狭い範囲、同じ距離を見続けるため、一定の(目の周りの)筋肉ばかり使う
  2. 1.により後頭部が下がったり頭蓋骨が歪むことで視神経を圧迫する
  3. スマホを持ち続けることで、腕を支える肩甲骨や内の背骨に負担が掛かる
  4. 指先を酷使することで、胸の筋肉や背中の筋肉に部分疲労を引き起こす
  5. 3.4により支えられなくなった肋骨が後頭部が引き下げたり、首の筋肉を介して視力に関連する筋肉を硬直させる
  6. 下がった後頭部により視神経が圧迫される

猛暑による影響

  • 例年より外に居る機会が多かった為か、
  • 上記(PCやスマホを長時間使用)の影響で元々過敏になっていた為か、
  • 暑さの中に入ると、分かりやすく目に違和感を感じるようになった

視力回復の流れ

こちらに関しても、詳細は 視力についての記事 にありますので、今回印象深かった点のみ取り上げていきます。

散歩で回復させる

  • 森や公園であれば、様々な距離に存在する木々など
  • 市街地であれば、あちこちに存在する建物や看板など
  • それぞれにピントを合わせていきます

Point

当然、視力の落ちた状態では、ピントが合う範囲や距離がかなり制限されます。また市街地であれば昼と夜の明るさの違いでもピントの合い方が変化するので、視力を回復させる良い練習になります。
視力が落ちてからは、こんなにも合わないものかというくらい苦労し、はっきりと硬直した筋肉が邪魔をしてピントが合わないもどかしさを実感しました。

目を回す動きで回復させる

ピントが合わない距離や方向があるということは、必ず眼球の動きにも制限があり、動きにくい方向が存在します。

  • 目をなるべく大きく、ゆっくりと回す
  • 目を大きく見開いたり、見開いた状態でも回してみる

Point

この方法は一般的にも医学的にも、昔からよく知られている方法かと思います。それにも関わらず回復する人が少ないのは、単純に大きく、ゆっくりが出来ていないからです。必要な所ほど回しにくいのですが、スピードを上げたりショートカットすることでごまかしてしまいます。
この方法に関しても、視力が落ちてからは著明に回しにくくなり、“回しにくい箇所を探す” というレベルではなく、まともに回せません。これは視力が落ちた状態では、繊細な感覚など無くても容易にある程度までは視力回復が望めるという事を意味しています。

蒸しタオル法で視力を回復させる

これは非常に便利で効果も高い方法なので、敢えて行っていません。先ずは上記2つの方法で改善する様子を体験したかったからです。もちろん一般の方は、上記2つの方法と併せて行い、どんどん視力を回復させていただければを思います。
蒸しタオル法についても 視力についての記事蒸しタオル法についての記事 で紹介していますが、ここでは効果の高い理由を紹介します。

  • 熱の刺激が、勝手に必要な筋肉を緩めてくれる
  • タオルが少しずつ冷めていくことで、緩んた所に元気も出る

猛暑の時期は冷房の中でしっかり寝る

実は今回視力を落とす過程で、睡眠もしっかりとはとっていませんでした。良い睡眠には体の部分疲労をとる効果もあるので、それだけでも改善や進行防止も期待できていたと思います。詳しくは 猛暑の過ごし方の記事 などを参考にして下さい。

気づいたこと

それでは、視力に負担をかけ、回復に導く過程で、気付いたことを紹介します。

視力低下と頭部の歪みの関係

  • 視力が低下してから、頭部の歪みを強く感じるようになった
  • 目(眼球)を動かそうとすると、頭の筋肉が邪魔をして動かしにくい
  • ピントを合わせるときも、筋肉の硬直による障害を感じる

視力回復と頭部歪み解消の関係

  • 森や公園、街中などでピントが合わない対象にピントを合わせようとすると、頭の歪みがゆっくり整っていくのを感じる
  • 目を回す方法をするときも、同様に歪みが解消していくのを感じる

Point

簡単に緩むものではないので、初めは頭の歪みが整わない限りピントが合う気がしないという印象が強いかもしれません。いづれにしてもその感覚が出てくれば、視力に限らず自分で様々な症状を改善させることが出来るようになる思います。

頭部の歪みと、その原因

  • 頭部の歪みが整っていく動きに連動して、首や肩なども整っていくのを感じる
  • 分かりやすいのは、肩甲骨がすーっと寄っていき、それに伴って首が楽になる感覚

以上のことから分かること

  • 眼鏡やコンタクトレンズでピントを合わせるということは、頭の歪みが戻る機会を失うということ
  • 頭の歪みが戻らないということは、頭を歪ませた原因の箇所も戻る機会を失うということ
  • 目の周囲だけを調整する手術でも、同じことが言える

Point

人(生物)の体はとても複雑に連携しているため、偏り疲労や部分的な負担も複雑に波及していきます。しかし同時に体とはとても便利なもので、それらの理を知らなくても、体の要求に沿って対応していけば勝手に原因の箇所や波及先まで改善されるようになっています。

視力に関する話

筆者の体験談だけでは物足りない記事になるかもしれないので、最後に他の方の体験談などを紹介します。

長年の眼鏡生活から脱却した方

整体を勉強している人でもなかなかそこまでやる方は少ないのですが、完全に眼鏡を止めてしまう方もいます。話を伺うと、

  • 外してから暫くの間は、様々の症状が現れた

と言います。このことは正に、

  • 眼鏡により固定されていた歪みが、一つずつほぐされていく過程

を表していると思われます。

Point

この方は整体指導者を目指す中で、その為には眼鏡を外すことも必要と判断し実行したそうです。体の方でも眼鏡に少しずつ順応してその後の調整をしていくので、一般の方は無理に外さず上手く付き合っていくのでも良いと思います(もちろん視力を落とした原因については改善していくことが大切ですが)。
しかしこれには一つ教訓も含まれており、長い年月をかけて蓄積されてきた体の歪みを、強引に取ろうとすると、同じようにあらゆる症状が一気に出てしまうことがあります。眼鏡を外した方は覚悟と体に対する知識や対応策を持って行っていますが、一般の方が一気に症状を抱えてしまうとパニックに陥ったり大きく体を壊してしまうことがあり注意が必要です。

女性の出産後は眼鏡を外すチャンス

整体では、出産後の女性に眼鏡を外すことを推奨しています。その理由は、

  • 視力と骨盤は、とても関連が深い
  • 出産は一度骨盤が大きく開き、歪みがリセットされる
  • 産後のケアが正しければ、理想的な骨盤によみがえる
しかし現代の出産・産後のシステムでは難しいです。一例として産後理想的な骨盤に戻すためには2週間は床上げを待たなければなりませんが、これが現代では如何に理解を得にくいことかは容易に想像できると思います。またコンタクトレンズを使用していると、眼鏡に比べて回復が困難なことが多いということです。

まとめ

今回は筆者が実際に、長時間のパソコン作業やスマホ操作により視力が大きく低下し、そこから回復する過程で気づいたり感じたことを紹介しました。

  1. 視力の低下と共に、頭部の歪みを感じるようになった
  2. ピントを合わせようとすると、その歪みが邪魔をするのを感じた
  3. 視力の改善方法の一つ、目を回す動作を行う時も、回しにくいところでは歪みが邪魔をするのを感じた
  4. 2.3 に取り込んでいると、頭部の歪みが少しずつ整っていくのを感じた
  5. 更に頭部の歪みが戻る動きと同時に、肩甲骨も寄ってきて、首が楽になるのを感じた
  6. 肩甲骨や首に歪みや症状が出ていたのは、視力低下の原因が目の酷使よりも、パソコンやスマホにより腕や指を酷使したことによる影響が強かったからである
  7. 眼鏡やコンタクトレンズで調整してしまうとこれらの問題は放置され、歪みや症状が固定されてしまうことが考えられる

視力についての詳細は、以下の記事を参照してください。

視力は回復する? 目の酷使だけじゃない!視力を低下させる原因と予防法、そして改善方法まで解説します。
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