整体は異常気象や時代の急速な変化にも最速で対応できる!一年を通して体調を良好に保つ方法を解説します。

整体の知恵

もともと現代人は、自分の体の声に耳を傾けることをしなくなり、感受性や勘を失いつつあります。それが近年の猛暑によりさらに鈍くなり、異常気象の変化についていけなくなっています。

この記事を読むメリット

ここ数十年の気候変動にどう対処してきたか、世間一般と整体とを比較することで色々なことが見えてきます。体からの声を直接聞けばタイムラグを生じることなく対応できますが、間に色々挟むほど後手後手に回ってしまいます。この記事を読むことで、体の声を聞けるような、感受性の高さを取り戻すための糸口に触れることができます。

春の訪れと人のからだ

季節が春を迎えるより早く、体は春に入ります。早い年は12月中に入り、このようなときは実際の春の訪れも早くなります。
また体が春に入ると、雪解けが進むように体も少しずつ変化していきます(改めて記事にまとめる予定です)。そしてこの体の変化が順調に進む年は、季節もスムーズに春を迎えます。逆に体の変化が順調にいかない年は、季節も行ったり来たりするなどもたもた・・・・します。

体が春に入りにくいとき、何とか進めようとする症状が、一般的に“花粉症” と言われる症状になります。春は腰椎の下から2番目の骨から上に向かって体が緩んでいきますが、緩みにくい所があると、そこでもたもたしてしまいます。例えば肋骨が硬くて春が進まないと、咳やくしゃみで緩めようとします。鼻を詰まらせて鼻をかませるのも、肋骨や首、背骨などを緩ませる目的があります。

夏の暑さと人のからだ

最近は毎年のように猛暑ですが、少し前までは猛暑もあれば冷夏もありました。整体では春に体を読むことで、その年の夏の暑さを予測しており、紹介している整体の施設では毎年予測通りになっていました。

一つ具体的な例を挙げると、猛暑になる年は、春の段階で体が身構えて硬直をし始めます。その硬直具合で、どのくらいの暑さになるかが分かります。もちろんその硬さは機械で測れるものではなく、手の感触によるものです。以前 “裸足教育に関する記事” でも触れましたが、人の感受性はこの様にとても高いレベルにあります。人が感受性を失いつつある現代でも、せめて自分の体が暑さでダメージを受けていることくらいは、感じられるようなって欲しいと思います。

時代ごとに “今” を読む整体と世間一般の比較

冷房病の時代(整体)

30年ほど前でしょうか、世の中にエアコンが急激に普及し始めた頃です。この時代の整体の書籍を読むと“冷房病” について書かれています。要点だけ挙げてみます。

  • 家でも職場でも移動中も、ずっと冷房の中にいて、汗をかかない生活をしている
  • 一日一回は、外に出て、軽い運動などで汗をかいて、体を緩めましょう
  • 夏は汗をかかないと、呼吸器や循環器、泌尿器などに負担がかかります
  • 汗をかいても、すぐに強い冷房の中に入ると、汗が急激に引っ込んで、良くありません
冷房病の時代(一般)

しばらくは、女性など寒さが苦手な人は苦労していた思います。『冷房で体が冷える』と言われながらも、職場やお店も、かなり冷え冷えだった記憶があります。それから何年かかけて、冷房が体に与える影響などが研究され、“ひざ掛けなどで下半身を冷やさないようにしましょう” とか、“手足を冷やさないようにしましょう” とテレビなどで特集されるようになりました。更に汗をかかない生活も原因とされ始めるには何年もかかったと思います。

猛暑の現代(整体)

猛暑の時代が始まるとすぐに、その影響を体から読み取っていきました。

  • 体温を超える気温の中では、防衛反応で全身を硬直させる
  • それにより、体の大きな偏り(歪み)も生じさせる
  • 体が鈍くなるため、冷房を使用しないなど無理をしてしまう
  • 暑さにによるダメージが体に蓄積されたときに、お腹に出るサインを特定
  • 足が浮腫むくむ、関節痛、目や耳の症状など、様々な症状が猛暑の影響であると分かる
  • 更には “夏のツケ” として、一年を通していろいろな症状を出し続ける

以上のことから、整体では猛暑の時代が始まるとすぐに、エアコン使用の徹底を推奨しています。

季節の変わり目に良く風邪を引くのは、季節の変化に対応できる体をつくるためです。その中でも最も大きいのが冬から春への変化であり、寒さに耐えるために硬くした体を、汗をかいて熱を放出できるように緩めていく必要があります。そのためにインフルエンザという大きなイベントで、体を大幅にリニューアルさせます。しかし近年では夏でも体を硬直させるため、秋にもそれが必要となりました。それが新型インフルエンザになります。
猛暑の現代(一般)

猛暑の始まった当初は、整体でいくらエアコンの使用を推奨しても、

  • エアコンはからだに良くない
  • エアコンを使うと調子が悪くなる
  • 暑さに強いから使わなくて大丈夫

というように、ほとんど聞いてもらえませんでした。しかし熱中症患者が急増し、少しずつ世間でもエアコンの適正使用が推奨されるようになりました。30年くらい前に整体から発信していた事が、何年も経ってから一般的にも常識となり、環境が変化した今の足かせになっているということです。

夏の暑さによるダメージを最小限におさえるには

エアコンを上手に使ってからだを守る

温暖化の進行具合に合わせて、冷房の推奨温度も下がっています。驚かれる方も多いかと思われますが、近年では睡眠中の室温22℃~24℃が推奨されています。体が敏感になると分かるのですが、確かに25℃では体が緩まないです。外気温が高いと、室温以上に体に熱が籠りやすいのもあると思います。特に睡眠中は、熱中症予防だけでなく体を緩めないと翌日にダメージを持ち越し、更に暑さに耐えられない体になるという悪循環に陥るためしっかり冷やす必要があります。ポイントを挙げておきます。

  1. 睡眠中の室温22℃~24℃
  2. 体が冷えないように、厚着や厚手の布団を使用する
  3. 風を直接体(特に首や頭)に当てないように注意する
  4. 睡眠中に硬直を起こすと意味がないので、切タイマーは使わない

冷え性など循環器の症状のある人は、冷えるからと冷房を避けてしまうと、呼吸器の負担から更に循環器の症状を悪化させてしまいます。このような悪循環を断ち切るためには、矛盾とも思われる2.のような工夫がどうしても必要になります。

良い汗をかくことでからだを守る

一般的には、冷房による直接的な “冷え” を問題視していますが、整体では、汗をかかないことを根本的な問題としています。汗がかけていれば、流れがよくなって循環器も緩み、冷えにも強くなるからです。なので冷房病の時代には、エアコンにより汗をかかない生活になることに対して警鐘を鳴らしました。しかし猛暑の現代では、体の緩む汗をかくことが難しくなりました。良い汗のかき方については、以下の記事にまとめてあります。

まとめ

整体が異常気象など時代の急激な変化に強い理由

  • 整体ではリアルタイムに体が受ける負担を読むことができるので、対応が早い
  • 整体では体を読むことで、季節を読むこともできる
  • 世間では冷房による体への影響が研究され、浸透したときには猛暑の時代を迎えた
  • 一度冷房は良くないと浸透すると、環境が変わっても、切り替えに時間がかかる
  • 暑さの体への影響も、熱中症で救急搬送される患者が増大して初めて認識される

これらを踏まえて、整体の知恵を紹介してきました

  • 人が本来持っている感受性を取り戻していけば、情報に振り回されず、自分に必要なものや環境が分かる
  • 猛暑の時期に起こす症状は、一見暑さと無関係に思われても、体を冷やすことで改善することが多い
  • 現代では、夏を上手く乗り切るかで、1年を通しての体調が決まる(猛暑は体を鈍くするので無症状でもダメージが蓄積していることもある)
  • 夏を上手に乗り切るポイントとして、エアコンの使い方を解説しました
  • もう一つの大事なポイントとして、猛暑の中でも良い汗をかく方法についてまとめた記事を紹介しました。
“冷房病の時代” と “猛暑の現代” 両方を経験している筆者としては、外から冷房の効いた店舗などに入った時に違いを感じます。冷房病の時代では、心地いい涼しさを通り越して少し体がギュッと委縮する感じがし、猛暑の現在では体が緩んで呼吸が楽になる感じがします。情報に流されず、このような感覚を、大切にすると良いと思います。

おススメの書籍と学べる施設

 

猛暑などの異常気象で疲弊した体のリセット方法など、現代の環境や体に合わせて解説されています。

 

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