白血病や骨髄腫、リンパ腫など血液系の疾患・症状のある人はこの体操ができるようになると改善していきます。

症状改善
この記事を読むメリット

血液系の疾患に共通したからだの特徴から改善方法を紹介します:急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、慢性骨髄性白血病、慢性骨髄増殖性疾患、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、再生不良性貧血、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、真性赤血球増加症・本態性血小板血症、発作性夜間ヘモグロビン尿症

記事を読み進める前の注意事項

必ず以下をご理解いただけた方のみ、読み進めて下さい。

本来は病名を使用するべきではない

筆者は医師ではなく、症状に対して病名を付けたり、治療方法を提案することはできません。もちろん当ブログでは医療機関での診断や医師の判断に対して、意見するものでは決してありません。本来は誤解を避けるために極力病名を使用しない方が良いのですが、“血液をつくる働きと関連する体のこの部分が硬直して・・・” などといいう書き方ではとても分かりにくくなってしまいます。一般の方でもイメージしやすいように題名や冒頭では敢えて病名を使用していますが、診断されたものについては医師の判断を仰いでいただくようよろしくお願いします
(病名については大学病院HPなどから抜粋させていただきました)

本文では便宜上 “血液疾患” という言葉を使用

本文でも回りくどい言い方を避けるため “血液疾患” と表現していますが、医師により診断されたものが対象ではありません。

もともと整体は病気治しではない

医師法や法律云々以前に、そもそも整体は病気治しではありません。

  • 整体は全身を読み解き、その人の特徴やクセ、からだのバランスから判断していく
  • 病名や症状から入ってしまうと、先入観から見落としてしまう
  • 相手にしているのは病気ではなく、負担がかかっている箇所や働き過ぎで力を失ってしまっ箇所などである
  • 行うのは病気治しではなく、“治ろうとする働き” を邪魔する箇所を取り除くことである

自分のからだを信じて欲しい

誤解のリスクを承知で記事を書くのは、以下の理由からです。

  • 人としての感受性や、生き物としての生命力を活かしてもらいたい
  • 病名が付くことはある意味安心につながるが、先入観や思い込みが増えてしまうこともある
  • テレビやネットに溢れる情報よりも、一度本気で自分のからだの声に耳を傾けてもらいたい
食べるもの一つとっても、からだの欲求ではなく周りの声や情報で決める現代では、人の感受性は大きく低下しています。そのような状態で完全に自分の要求に沿っても上手くいきません。また薬など外からの力で治そうとしてきた中で、いきなり自然治癒力を発揮することはできません。しかし少しずつでもそれらを取り戻していかないと、結構戻れなくなるところに近づいていると思われます。
からだの問題で悩んでいる方は、それらを取り戻す良い機会です。何より自分のからだで回復したものは、その後の人生で何か生じた場合に乗り越える力になります。現代人は感受性や体力・回復力が落ちているので決して過信せず、少しずつからだと向き合っていただければ幸いです。

血液疾患が疑われる人の背骨の特徴

良い状態の背骨とは

  • 背骨は滑らかなS字カーブを描き、体重や衝撃を吸収できる並びになっている
  • そして一つ一つの椎骨に弾力があり、神経の流れを保護している
  • 一部の椎骨に負担が集中しないように、互いに助け合っている

一般的に不調に向かう流れ

  • 体の歪みや偏り疲労などにより、一部の椎骨が硬くなり弾力を失う
  • その椎骨と関連した器官の働き低下や、症状を引き起こす
  • その椎骨を守るために上下の椎骨が余分に働き、やがて同じように硬くなる
  • 或いは力学的に連動する、離れた椎骨が硬くなることもある
腰痛などでレントゲンを撮ると “骨がくっついている” と言われることがあると思いますが、ひと昔前はよく機械で引っ張ったりしていました(今でもあるかもしれません)。しかし整体ではそれらを “一つ一つでは働けなくなった椎骨が、くっつくことで働きを保っている状態” とみています。くっついていても、弾力があるなら問題ない(当然形は整っていても弾力が無ければ異常)とします。もちろん負担があってくっつく訳ですから全身的な調整は行いますが、椎骨そのものを強引に引き離そうとすれば完全に働きを失ってしまいます。

血液疾患が疑われる人の椎骨

このように何か負担があったときも、椎骨どうしが支え合いながら頑張るのですが、負担を放置してしまうとやがて広範囲の椎骨が働きを失うという流れになります。
対して血液疾患が疑われる人のからだは、背骨が全体的に硬くなり、弾力を失っています。

大病や難治性の疾患が疑われる人の体の特徴

血液疾患に限らず、大きな症状や問題を抱える人の体には、以下のような特徴もあります。

良い汗をかかない(かけない)

  • 猛暑の中やサウナでかく汗は、体が苦しくて無理やりかく汗なのでゆるまない
  • 良い汗をかかないと、肺や心臓、腎臓などに負担がかかる
  • それにより呼吸器や循環器、泌尿器系の疾患を引き起こす
  • 逆に言えば、良い汗をかけていれば、そうそう大きな問題は生じない

Point

肺や心臓の働きが低下すれば、全身に新鮮な空気や栄養を行き渡らせることも出来ません。併せて排泄や解毒と関連が深い腎臓の働きが低下すれば、体内にそれらが蓄積して中毒状態を引き起こします。重なることで体内の環境がかなり悪くなることは容易に想像できます。もちろん免疫機能も悪化するので、血液疾患だけでなく、免疫系の疾患の原因にもなります。この辺りの詳細は 汗についての記事 を参照して下さい。

スムーズに熱を出せない

  • 昼間動いて疲労した体は、夜睡眠中に回復される
  • しかし強い局所疲労や、睡眠の質低下により、回復しきれない箇所が発生する
  • 疲労が日々蓄積されていき、やがて大きな偏り疲労(体の歪み)になる
  • 体が対処できないところまでになると、風邪に入る
  • 風邪による熱は、修復困難になった箇所を完全に作り直す働きがある
  • つまりどんな大病や難治性・先天性の疾患であっても、熱により改善が期待できる

Point

トップクラスの整体指導者であっても “熱にはかなわない” と言います。しかしワクチンによる強制的な熱の誘発や薬による強引な熱のコントロールを行う現代人では、体がとても鈍くなっておりスムーズに熱を経過させることが容易ではありません。
また大病や難治性・先天性疾患でも、熱を繰り返すことで改善が期待できますが、場合によっては “命定め” の熱を出すこともあります(何らかの原因で自力で生きていけるか難しい赤ちゃんがイチかバチかで出す熱で、乗り越えると一気に強い体になる発熱と同質)。よって特に感受性や生命力、潜在体力が低下している現代人においては、安易に高熱を放置せず医療機関に相談するように注意が必要です。

大切なのは人類が少しずつ体の要求に耳を傾け、発熱など体が行う作用を尊重していくことです。この辺りの詳細やスムーズな熱の経過方法については 風邪や熱についての記事 を参照して下さい。

血液疾患が疑われる場合の改善方法

椎骨体操で改善させる

椎骨体操で、硬い椎骨をまんべんなく弛めていきます。それにより造血作用や神経の流れも正常化します。

  • 本来は腕の角度で硬直した背骨を探り、弛めていく体操
  • 一番下の背骨から順に辿っていくと、硬い椎骨で引っかかる
  • 一ヵ所弛めたら、次に引っかかる椎骨を弛めるというのをくり返す体操
  • 血液疾患が疑われる人の場合、ほとんどの椎骨で引っかかる
  • 更に一つ一つの椎骨が弛むにも時間がかかる
  • よって毎日体操をして、地道に弛めていくしかない

Point

手順については こちらの記事 で解説しています。それぞれの椎骨に対応した症状に効果があるので、幅広い問題に対応可能であり万能な体操と言えます。症状が軽い人だと引っかかりが分からず諦めてしまうことが多く、逆に症状が重い人の方が引っかかりも改善も分かりやすいため続くようです。

食べ過ぎ体操で改善させる

元々は名前にあるように、食べ過ぎによる症状を改善させるために考えられた体操です。しかし以下の特徴から、様々な症状の改善まで期待できます。

  • そもそも現代人の不調の多くに、食べ過ぎによる影響がからんでいる
  • 簡単に言えば、正座から後ろに倒れるだけの単純な体操
  • しかし全体的に体が硬い人にとっては、その姿勢をとること自体が大変である
  • 初めは背中の下に布団などを入れることで何とか姿勢をつくり、少しずつ布団を低くしていく
  • 布団が低くなるに連れ、どんどん症状も改善していく

Point手順については こちらの記事 で解説しています。

多くの整体体操は、腕や脚の角度により目的の箇所にピンポイントに力を集める必要があり、手順通りに行えばそれができるように設計されています。しかし症状の重い人や、からだ全体が硬く鈍くなっている人はその感覚がつかめません。その点この体操は、取り敢えず細かな角度調整などは必要ありません。よって何をやってもなかなか改善しないような症状のある人は、先ずこの体操をやってみるのがおすすめです。もちろん背中が付くようなれば、細かな脚の角度どりなどにより、ピンポイントで症状を狙い撃ちすることも可能になります。

温浴法で良い汗をかく

  • 温浴法には、全身浴から症状や目的に合わせた部分浴まで、いくつか方法がある
  • 血液疾患が疑われるような体は、とにかく汗がかけていない
  • よってどんな方法でも良いので、先ずはどんどん汗をかいて、“汗をかける体” に変えていく
  • 手っ取り早いのは、普段の入浴(全身浴)で毎日汗をかくことである
  • 汗をかける体になったら、症状に合わせた温浴法の使い分けなどを行う

Point

汗をかける体にするための全身浴については こちらの記事 で解説しています。記事の前半でサウナではあまり良い汗にならないと書きましたが、汗をかける体にする “呼び水” としては悪くはありません。ストレス解消効果もあるでしょう。しかし最終的には温めの温度でも汗がかける状態が、感受性が高く回復力や免疫力の強い体になります。

まとめとおすすめの書籍

まとめ

  • 血液疾患が疑われるような体の一番の特徴は、造血作用と関連の深い背骨に現れる
  • 通常は症状と関連した椎骨など一部が硬くなるが、血液疾患が疑われるような場合は背骨全体が硬くなる
  • 大病や難治性の疾患が疑われる体の特徴には、良い汗をかかない(かけない)ことと、熱を出せない(出せてもスムーズに経過できない)ことが挙げられる
  • 血液疾患が疑われる場合の改善方法として、椎骨体操を紹介しました
  • 鈍い体や難治性の症状を持つ体の改善方法として、食べ過ぎ体操と温浴法を紹介しました

おすすめの書籍

失われた体の力がよみがえる 免疫力学
血液疾患とも関連の深い免疫系の症状を中心に、原因から改善方法まで解説されています。記事で紹介した椎骨体操も載っています。食べ過ぎ体操については、進化版の “複合体操” が紹介されています。

整体法1 体の自然を取り戻せ
こちらは総論のような感じで、血液・免疫系など幅広く解説されています。発刊年が古く購入は中古本になると思います。最近の本のように分かりやすいイラストなどはありませんが、その分とても内容が濃いです。整体に興味がわきましたら、手に入れて欲しい一冊です。

学べる施設

井本整体 HP “人体力学”を提唱している、本物の整体を学べる場所です。がっつり学ぶだけでなく、まずは整体に軽く触れてみたい方、自分に合った体操をオーダーメイドしてもらいたい方など、いろいろな講座が用意されています。メルマガやオンライン講座なども用意されていますので、一度ホームページを覗いてみてください。

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