扁桃炎の改善方法。急性期はのどに直接○○を、根本改善には足を○○するだけの簡単な改善方法を解説します。

症状改善
この記事を読むメリット

特に慢性化する扁桃炎の原因にはある臓器の働き低下が関わっており、ウイルスや細菌を除去するだけでは根本的な改善になりません。更に炎症を繰り返すからと扁桃を摘出することは、のどから細菌などが侵入するのを防げなくなります。この記事では、扁桃炎を引き起こす原因から根本的な改善方法までを、シンプルに解説していきます。

扁桃炎は病名であり、医師以外が診断や治療を提案することはできません。よって本来は記事でも “膀胱の働きと関係する椎骨の可動性低下により細菌への抵抗力が・・・” などと書くべきなのですが、一般の方は混乱してしまいます。よって記事ではあえて “扁桃炎” という名前を使用していますが、扁桃炎と診断されたものに対して意見したり治療法を提案するものでは決してありません実際整体では、のどに関連した症状であれば対処方法を大きく変える必要はありません)。
以上をご理解いただけた方のみ、読み進めて下さい。

扁桃炎に対する一般的な認識

一般の方にもイメージしやすいように、一般的にはどのように扁桃炎に対処しているかを紹介しておきます。医療機関HPより抜粋しています。
扁桃炎の直接的な原因が細菌であることや急性期や慢性期の症状については、整体的解釈でも同様なので一読をお願いします。

*¹扁桃は、鼻や口から体内に細菌が侵入することを防ぐ役割を果たすリンパ組織です。扁桃炎とは、ここでウイルスや細菌が原因となって炎症を起こし、さまざまな症状を引き起こす病気です。
症状は発熱や全身倦怠感など、風邪の諸症状に伴い、喉の痛み・物を飲み込むときに痛みを感じるようになります。原因が溶連菌感染の場合は、急性糸球体腎炎やリウマチ熱などの合併症を起こしやすいとされているので、注意が必要です。

急性扁桃炎が進行すると、口蓋扁桃の周囲に炎症が及び、扁桃周囲炎を生じることがあります。そこに膿がたまり、膿瘍を形成することで、扁桃周囲膿瘍となります。通常は左右どちらか一方がなり、症状としては食事ができない、あるいは水も飲めないほどの痛みがあり、 高熱などの症状が現れます。さらに、膿瘍が進展すると頚部(首)が腫れてきて、口も開けにくくなります。

ウイルス性の場合は対症療法、細菌性の場合は主に抗菌薬が用いられます。食事が取れない場合は、入院の上、抗菌薬の点滴をします。扁桃周囲膿瘍まで進行してしまうと、抗菌薬投与とともに、膿がたまった口蓋扁桃の周囲を穿刺(せんし)や切開することで、排膿を試みます。*²扁桃炎の再発頻度が高い(年に3~4回以上)場合は、扁桃摘出術が最適な治療法です。

上記一般的な認識の中には、二つの大きなポイントがあります。
下線*¹*²の両文章は、整体的には矛盾とされます。からだに無駄な器官は無いので、摘出は推奨できません。
青色アンダーライン文章が、整体的には重要です。一般的には、たまたま原因となった菌が腎臓の炎症を引き起こすタイプの場合は…としていますが、整体で体を読み解いていくと、そもそも扁桃と腎臓は関連が深いことが分かります。ちなみに文章にあるリウマチも腎臓と関連が深いです(リウマチについての記事 参照)。

扁桃炎の原因

炎症の直接的原因は細菌

これについては一般的な見方とほぼ同じです。のどの奥にある扁桃腺に、溶連菌や連鎖球菌、ブドウ球菌などがついて起こります。

慢性化する根本的な原因は腎臓の働き低下

  • 慢性的な扁桃炎の人の体を読むと、腎臓の働きと関連の深い箇所(腎臓への神経を出す椎骨など)が硬くなっている
  • 一般的にも(上記医療機関HPにも記載があるように)、扁桃炎から腎臓の炎症を引き起こすことがあるとされている
  • 腎臓の機能が低下していると、扁桃が菌に負けて炎症を起こしやすくなる
  • 逆に扁桃炎に対し根本的な改善を行わず、放置や抗菌剤などによる対症療法で一時しのぎをしてしまうことで、扁桃炎から腎臓障害へと進むこともある

Point

つまり扁桃炎の対処を間違えることで腎臓に負担を掛けることもあれば、腎臓の働き低下から扁桃炎を引き起こすこともあります。整体的に体を読み解いていくと、このような関連は特殊ではなく、あらゆる器官や組織どうしで生じていることが分かります。本物の整体 が決して病名や症状の箇所だけをみて判断せず常に全身を対象としているのはその為です。

扁桃炎の改善方法

急性期の痛みをとるには蒸しタオル法

  • 痛みが激しい時は、のどの痛い箇所に蒸しタオルを当てることで改善できる
  • 一般的にも言われるように、血流を改善し、籠った熱を出し切ることで痛みなどの症状を和らげる効果がある
  • 蒸しタオル法は対症療法的な効果に留まらず、自然治癒力を呼び起こす効果もある
  • よって腎臓への負担まで防ぐことができる

Point

日本人には馴染みの深い蒸しタオルを、あえて整体の技術として “蒸しタオル法” としているのには理由があります。温めたタオルを当てるだけの簡単な技術ですが、正しい手順で行い、注意点を守ることで、症状改善にとどまらず根本改善まで効果が拡大します。それは例え根本の原因が、症状の箇所と離れている場合も同様です。手順や詳細は 蒸しタオル法についての記事 を参照して下さい。

慢性化した場合は、足湯(そくとう) で改善させる

  • 症状を繰り返すときに有用だが、腎臓の働き低下から扁桃炎を引き起こすこともあるので、初めての発症であってもやっておいて損はない
  • ただし両方同時に行うと効果が相殺されてしまうので、痛みが強い場合は蒸しタオル法を優先させる
    (蒸しタオル法や温浴法どうしは、最低でも3時間以上は空ける必要がある)
  • 足湯あしゆ と読み日本人に馴染みの深い “心地いいお湯に足を浸ける” ものとは方法も効果も全く異なる技術である
  • 手順や注意点を守ることで、扁桃炎に限らず、のどの症状全般、腎臓系や婦人科系の症状、冷え性などを改善させることができる

Point

足湯の手順については こちらの記事 を参照して下さい。

扁桃炎など腎臓系統の症状は、普段から良い汗をかいていない人がなりやすいです。つまり足湯で汗をかきやすい体をつくり、普段から汗をかくことは、それらの症状を予防する効果もあります。また発熱したときも足湯は有用で、熱をスムーズに経過させてくれます。熱のスムーズな経過は、回復を早めるだけでなく、劇的に良いからだにつくり変えてくれます。詳細は 汗についての記事風邪と熱についての記事 で解説しています。

仕事中などは “胸骨寄せ法” で手軽に改善させる

蒸しタオル法や足湯ができないときなど、立った状態やイスに座った状態でも行える改善方法です。扁桃炎に限らず、のどの症状や嚥下障害などにも効果がありますので、覚えておいて損はありません。
手順については こちらの記事 で紹介しています。

現代における扁桃炎の予防方法

良い汗をかいて扁桃炎を予防する

  • ここまで解説してきたように、扁桃炎の予防には腎臓の疲労を避けることが大切である
  • そのためには、特に春から秋にかけて、しっかり良い汗をかく必要がある
  • 猛暑が始まる以前は、冷房の中にばっかりいないで、外で汗をかくことが大切だった
  • しかし猛暑の時代になってからは、冷房の中から出ると、暑さのダメージで腎臓が疲労するようになった
  • つまり現代では、入浴で汗をかき、冷房の中でしっかり休む、というような生活をすることで、腎臓を守ることができる

Point

この辺りの詳細は 猛暑についての記事 を参照して下さい。

“こうもり様体操” で扁桃炎を予防する

  • 腎臓と関係の深い太ももの裏を伸ばしながら、同じく腎臓と関連の深い腰椎3番目の椎骨をゆるめる体操
  • 腎臓の働きが良くすることで、扁桃炎を予防することができる
  • 春は湿気に強い身体づくりとして、秋は足のむくみや転倒予防として、年間を通して有用な体操
  • 街や公園で自然と周りより早く歩けるようになる

Point

こうもり様体操の手順については こちらの記事 で紹介しています。

 

まとめとおすすめの書籍

まとめ

  • 扁桃炎の直接的な原因は一般的にも言われるように、のどの奥にある扁桃腺に、溶連菌や連鎖球菌、ブドウ球菌などがついて起こる
  • 慢性化する根本的な原因は、腎臓の働き低下である
  • 逆に扁桃炎に対する初期対応が悪かったために、腎臓に負担をかけて働きを低下させることもある
  • 急性期の激しい痛みの改善方法として、蒸しタオル法を紹介しました
  • 慢性化した場合や根本的な改善方法として、足湯を紹介しました
  • 現代の扁桃炎予防のポイントは、夏の暑さによるダメージを最小限に抑えることである

おすすめの書籍

  • 体のゆがみを治して健康になる!
    今回の記事を書くにあたり一番参考にした書籍ですが、新品での購入は難しいようです。他にも様々な不調や症状の原因から改善方法まで解説されています。状態の良い中古本が出品された時に購入しておくことをおすすめします。
  • 整体法1 体の自然を取り戻せ
    こちらも参考書籍ですが、更に古い発刊です。最近の本のように分かりやすいイラストなどはありませんが、その分とても内容が濃いです。整体に興味がわきましたら、手に入れて欲しい一冊です。
  • 本来のからだにリセットする人体力学
    ここからは新品での購入が可能な書籍を紹介します。こちらの本は腎臓など臓器や体のタイプごとに改善方法が解説されており、のどの症状についても載っています。体質改善的な内容やデザイン的にも、特に女性におすすめの本です。
  • 弱った体がよみがえる 人体力学
    猛暑による様々なダメージに対する改善方法が載っています。もちろんそれ以外の色々な不調や症状の原因から改善方法まで解説されています。ぜひ手元に置いておいて欲しい一冊です。

学べる施設

井本整体 HP “人体力学”を提唱している、本物の整体を学べる場所です。がっつり学ぶだけでなく、まずは整体に軽く触れてみたい方、自分に合った体操をオーダーメイドしてもらいたい方など、いろいろな講座が用意されています。メルマガやオンライン講座なども用意されていますので、一度ホームページを覗いてみてください。

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