中耳炎など耳鼻科系の症状には意外な原因がある!症状改善や根本解決できる簡単な方法を解説していきます。

症状改善
この記事を読むメリット

耳の奥にある中耳と呼ばれる部分が、細菌により炎症を起こす中耳炎。一般的には鼻水をすすった時などに病原体が入り込むことで発症すると言われています。しかし整体では、中耳炎など耳の症状には分かりやすい原因があることが解明されています。この記事では、中耳炎の症状の改善だけでなく、慢性化させない方法まで解説していきます。

中耳炎は病名であり、医師以外が診断や治療を提案することはできません。よって本来は記事でも “耳の働きと関係する椎骨の可動性低下により細菌への抵抗力が・・・” などと書くべきなのですが、一般の方は混乱してしまいます。よって記事ではあえて “中耳炎” という名前を使用していますが、中耳炎と診断されたものに対して意見したり治療法を提案するものでは決してありません実際整体では、耳に関連した症状であれば対処方法を大きく変える必要はありません)。
以上をご理解いただけた方のみ、読み進めて下さい。

中耳炎に対する一般的な認識

細菌による感染が中耳炎の直接的な原因としているところまでは、整体でも同じ認識です。一般の方にも分かりやすいように、中耳炎の対処方法などを医療系HPより抜粋しておきます。

急性中耳炎は、鼓膜の奥に広がる中耳に細菌などの病原体が感染して炎症が生じる病気です。
風邪をひいた際などに、鼻や喉にいた病原体が鼻の奥からつながる耳管を通じて中耳内へと侵入し、そこで感染を起こして炎症が生します。この炎症によって分泌された膿が中耳内の空間にたまって鼓膜を圧迫し、強い痛みや発熱、耳の詰まった感じなどが起こります。その炎症が続き膿の分泌が許容量を超えると鼓膜が破け耳漏(耳だれ)が生じます。
また急性中耳炎は、約8割の子どもが3歳までに一度は経験するといわれているほど子どもに多く発症する病気です。

多くの場合、急性中耳炎では鼻水が原因で病原体が中耳へと感染します。したがって風邪をひいた際には、病原体を含んだ鼻水をすすったりせず、鼻をかむことによってこまめに体外へと排出し、鼻の中をできるだけ清潔な状態に保つことが中耳炎の予防につながります。
また、子どもがまだ幼い場合には、保護者の方が鼻をかむ方法を教えてあげたり、市販されている吸引器などを用いて鼻水を吸い取ってあげるようなことも重要となります。

たとえば保護者の方が喫煙者の場合、子どもが中耳炎になりやすいといわれてます。これは、受動喫煙によって鼻や喉などの粘膜が異物を排除するために起こす線毛運動(せんもううんどう)が弱まって、風邪などの感染症にかかりやすくなるからです。
また、他にも兄弟姉妹が多いことや人工栄養児であることがリスクを高めたり、仰向けの授乳で耳管からミルクが入って感染を起こしたり(ミルク性中耳炎)、さらには保育園などでの集団生活が感染の繰り返しを招くことがあります。

急性中耳炎の治療は、原因となっている細菌感染の解消(鼻・副鼻腔炎や咽頭炎の治療)が必要です。抗生剤の内服で治療していきます。また、急性中耳炎になる過程が、鼻(上咽頭)から耳管を通って(経耳管的)に感染が起こるので、鼻処置を行い、ネブライザーで鼻と上咽頭の炎症を取ることが大切です。中耳炎による耳の痛みが強い場合や高熱がなかなか下がらない場合、また抗生剤を投与しても鼓膜所見が改善しない場合などに鼓膜を切開することがあります(鼓膜切開術)。鼓膜を切開すると、耳の痛みや発熱の速やかな改善が期待できます。

一般的には鼻水からの感染が多いとされ、鼻水を溜めたり鼻をすすったりしないように注意するようです。保育園など集団生活によるリスク増加についても言及されています。また治療については抗生剤の使用が主のようですが、耐性菌の出現により使い分けが必要なこともあるともありました。それでも治らない場合は、鼓膜切開になるそうです。

中耳炎の原因

病原体や細菌については考えなくて良い

  • もちろん炎症を引き起こす直接的な原因は、細菌などの病原体が関係している
  • しかし病原体などが侵入し、感染を起こすのには身体的な理由がある
  • つまり感染しない体に変えればいいだけなので、病原体を特定したり、それにより対策方法を変える必要はない

環境要因としては、近年別の原因が増加してきた

  • 自分の体の耐性力を取り戻せばいいので、集団生活などによる病原体にさらされる機会の増加も気にする必要はない
  • しかし近年では、子供であっても強いストレスを受けている事が多く、神経性の原因で発症することは増えている

中耳炎の主な原因は “食べ過ぎ” である

  • 中耳炎に限らず、耳鼻科系の症状の原因は主に食べ過ぎである
  • “食べ過ぎ” と言っても量の問題ではなく、人によっては茶碗に半分でも食べ過ぎとなることもある
  • 遅い時間の夕食や、寝る前の食事も食べ過ぎと同様の負担になる
気候変動が激しくなり猛暑が始まる以前では、日本人の不調の8割は食べ過ぎが原因となっていました。猛暑による症状が急増している現代では割合こそ減少していますが、食べ過ぎによる症状自体が減っているわけではありません。猛暑のダメージに食べ過ぎの負担が重なることで大事を起こす人も増えています。この辺りの詳細は 食べ過ぎについての記事 を参照して下さい。

現代ではストレスによる中耳炎も急増している

  • ストレス社会である現代は、子供にも影響が大きい
  • 精神的ストレスだけでなく、猛暑を中心とした気候変動によるストレスもある
ストレスについては こちらの記事 で解説しています。また子供に多い症状にはストレスが関係していることも多く、喘息についての記事おねしょについての記事 、アトピー性皮膚炎についての記事 などで解説しています。

中耳炎を起こす流れ

椎骨や筋肉(力学)を介した流れ

実際はもっと複雑に波及していきます。特にストレスからの流れはさまざまであり、以下はその一例です。

食べ過ぎが原因の場合

  1. 食べ過ぎにより、胸椎6番目の椎骨が硬くなる
  2. その椎骨の上隣りにある、耳や汗と関係する椎骨に波及する
  3. 同じく耳と関係の深い頸椎4番目の椎骨も連動して硬くなる
  4.  その椎骨の上隣りにある鼻と関係する椎骨も硬くなる

ストレスが原因の場合

  1. ストレスにより前傾姿勢になる
  2. 胸が下がり肺や心臓が圧迫される
  3. 肺と関係する、胸椎3番目の椎骨が硬くなる
  4. 心臓と関係する、胸椎4番目の椎骨も硬くなる
  5. それらの下にある、耳や汗と関係する椎骨に波及する
  6. 以降上と同様

Point

ポイントは 食べ過ぎ 或いは 肺の負担により硬くなる椎骨と、耳と関係する椎骨 が隣り合っていたり、離れていても力学的に連動することで影響しあっています。

食べ過ぎと鼻は関係が深い

食べ過ぎによる負担が大きくなると、からだは匂いを感じにくくさせることで、食欲を抑えようとします。味覚も同様です。
コロナウイルス感染症では食べ物の味が分からなくなるという症状が起こりましたが、大病をスムーズに経過・回復させようという体の働きです。

Point

一般的には病気を回復するために栄養を摂ることに躍起になりますが、食欲がないときは食べない方がからだの回復力も上がります。栄養が必要になれば、自然と食欲も沸いてきますし、必要な食べ物を欲するものです。この辺りの詳細も 食べ過ぎについての記事 で解説していますし、コロナウイルス感染症の上手な経過のさせ方については こちらの記事 になります。

呼吸器の負担と鼻は関係が深い

  • 鼻水は、肺を湿らせることで、乾燥から肺を守る効果がある
  • 鼻詰まりは、“鼻をかませる” ことで肺を刺激してゆるめさせる効果がある

Point

その他、無呼吸症候群 やいびき、咳なども肺を弛めようとする働きの一つです。

中耳炎の改善方法

急性の症状は “蒸しタオル法” で改善させる

  1. 強い症状があるときは、先ず蒸しタオルを耳にあてる
  2. 夜間など、子供が痛みで泣き出すようなときにも有用である
  3. 蒸しタオルの熱による炎症改善だけでなく、炎症を起こしやすい内耳の環境まで改善させることができる
  4. 整体体操を行ってから症状が残った箇所に蒸しタオルをあてる流れが基本だが、特に年齢の低い子供に多い中耳炎では、蒸しタオル法が重宝される

Point

蒸しタオル法は簡便で効果の高い技術ですが、特に3.の根本まで踏み込んだ改善を目指すには、手順や注意点を守って行う必要があります。なまじ蒸しタオルに馴染の深い日本人だからこそ、効果を得るやり方ができない人も多いです。よって初めての方は一度 蒸しタオル法についての記事 を参照しておいて下さい。

慢性的な中耳炎は整体体操で改善させる

体操は、以下の順番が推奨されます。手順については当ブログ内の別記事で解説していますので、青文字リンクからお願いします。

  1. 脊柱をゆるめる体操 (手順はこちら
  2. 複合体操      (手順はこちら

Point

脊柱をゆるめる体操 は、動きとしてはとても簡単なので、就寝前後など手軽に行えます。耳の症状だけでなく、顎の症状、イライラ、立ちくらみなどにも効果があります。動きは単純で十数秒で終わる体操ですが、ポイントを押さえた上で続けていると感受性が出てきます。そうなると全ての背骨をゆるめられるので、あらゆる症状を改善させることが可能です。

Point

複合体操 は “食べ過ぎ体操” に肋骨や背骨をゆるめる動きを合わせた体操です。肩こりなど食べ過ぎによる症状から、高血圧など循環器系の症状までが対象になります。記事で書いてきたように、日本人の症状の多くが食べ過ぎと関連しているため、とても有用な体操です。

もちろん根本的な改善は食べ過ぎないことですが…

  • 感受性が高い体であれば、食べたいものを食べたいだけ食べることが適量となる
  • しかし溢れる情報にさらされる現代では、どうしても頭や知識で決めてしまう
  • 感受性が失われている現代人では、適量を感じることが難しい
  • 更には強度のストレス社会により、食べることがストレス発散の多くを占めている
  • よって整体では “食べ過ぎてしまったら、食べ過ぎ体操 でせっせとゆるめたら良い” ともされている
もちろん 万病の元である食べ過ぎやストレスは少ないに越したことはありません。もちろん一般的にいわれるように、趣味やスポーツなどでストレスを発散させることが望ましいですし、環境を変えるなどでストレスそのものを無くせるのであればそれが一番です。
しかしそれが簡単でない人も多いと思いますので、ストレスに強い体をつくることで、体だけでなく心にも余裕を持たせましょう。そうすればストレスに強くなると同時に、同じ環境であってもストレスを感じにくくもなり、大きく人生が楽になります。詳細は ストレスについての記事 を参照して下さい。

まとめとおすすめの書籍

まとめ

  • 炎症を引き起こす直接的な原因は、一般的にも言われるように、細菌などの病原体が関係している
  • しかし病原体などが侵入し、感染を起こすのには身体的な理由がある
  • 感染しない体に変えればいいだけなので、病原体を特定したり、それにより対策方法を変える必要はない
  • 集団生活や人ごみを気にする必要もない
  • 現代までの中耳炎を引き起こす原因は、ほとんどが食べ過ぎである
  • 現代ではそれに加えて、子供であってもストレスが原因となることが増えている
  • 食べ過ぎやストレスから中耳炎を引き起こす、流れを解説しました
  • 中耳炎による急性症状の改善方法として、蒸しタオル法を紹介しました。
  • 慢性的な中耳炎の改善法として、整体体操を紹介しました
  • 食べ過ぎやストレスとの付き合い方を紹介しました

おすすめの書籍

  • 体のゆがみを治して健康になる!
    今回の記事を書くにあたり、最も参考にした書籍です。他にも様々な不調や症状の原因から改善方法まで解説されています。新品での購入は難しいようですが、状態の良い中古本が出品された時に購入しておくことをおすすめします。
  • 整体法1 体の自然を取り戻せ
    こちらも参考にした一冊ですが、更に古い書籍となっております。最近の本とは異なり分かりやすいイラストなどはありませんが、その分とても内容が濃いです。整体に興味を持ちましたら、ぜひ手に入れて欲しいと思います。
  • 痛みと不調を自分で治す人体力学
    発刊の新しいものでは、こちらがおすすめです。中耳炎には直接触れていませんが記事で紹介した体操や技術についても分かりやすく解説されています。整体は病気治しではなく、からだの負担が掛かっている箇所を改善させることで、勝手に不調や症状も解消されます。

学べる施設

井本整体 HP “人体力学”を提唱している、本物の整体を学べる場所です。がっつり学ぶだけでなく、まずは整体に軽く触れてみたい方、自分に合った体操をオーダーメイドしてもらいたい方など、いろいろな講座が用意されています。メルマガやオンライン講座なども用意されていますので、一度ホームページを覗いてみてください。

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