無精子症や精子無力症などの男性不妊の原因は生殖器の脱皮ができていない!?理由と改善方法を解説します。

体の悩み
この記事を読むメリット

一般的には遺伝子や染色体異常など先天性な原因とされる無精子症。原因がはっきりしないケースも多いそうです。しかし整体では、多くの場合、生殖器の脱皮が行われず、機能が未熟のまま成長してしまったことが原因であることが分かっています。この記事では、生殖器が脱皮する機会を失う原因から、改善させるためのポイントを解説していきます。

無精子症の診断や治療については、医師にしかできません。本来は “男性側が原因での妊娠のしにくさを心配されていて…” などと表現する必要があります。しかしそれではとても回りくどく分かりにくい表現になってしまいます。また一般的にもその名前で広まっており、医療機関で診断を受ける前から、直接 “無精子症” で検索をする人が多いと思われます。
よって記事では “無精子症” や “精子無力症” などの名前を使用していますが、それらの診断を行うことや、医師により診断されたものや治療に対して意見するものでは決してありません。
以上をご理解いただけた方のみ、記事を読み進めていただくよう、よろしくお願いいたします。

無精子症に対する一般的な認識

一般の方にもイメージしやすいように、先ずは医療における無精子症についての認識を、いくつかの医療系HPから抜粋しておきます。

無精子症とは、普通に射精は可能であるににもかかわらず、精液中に精子を認めない状態です。
100人に1人の男性は無精子症であると言われています。また、男性不妊症の10人に1人は無精子症である可能性があることがわかっています。

無精子症は、「閉塞性無精子症」と「非閉塞性無精子症」に分けられます。「閉塞性無精子症」とは、精巣で精子は正常に作られているものの精子の通り道が欠損もしくは閉塞しているために精子が出てこない状態です。
先天性(染色体異常、遺伝子異常、原因不明など)あるいは後天的(抗癌剤治療、放射線治療、ムンプス精巣炎など)原因により、精巣(睾丸)で精子を作る能力が低下してしまったために無精子症になったものを、非閉塞性無精子症と呼びます。

閉塞性無精子症、非閉塞性無精子症いずれにおいても薬物療法による改善の見込みはほとんどありません。原則として、手術療法が唯一の治療法です。
閉塞性無精子症:可能であれば精路再建術、再建不能なら精巣精⼦採取術+顕微授精
非閉塞性無精子症:精巣精⼦採取術+顕微授精

原因がはっきりしないので、無精子症の内20パーセント程度とされる閉塞性無精子症の一部を除き、機能改善ではなく、精巣精子の採取が目的の手術となるようです。

整体的には、無精子症や精子無力症の原因は、生殖器の未成熟である

整体で人の体を読み解いてきた結果、無精子症には、生殖器が成熟していないことが影響していることが分かっています。

  • 例えば子供が肺炎を起こしやすいのは、呼吸器(肺)が未熟で抵抗力が低いからである
  • 体の成長と共に、呼吸器もしっかりとしてきて、運動や気温の変化、ウイルスなどにも対応できるようになる
  • 本来は生殖器も同じように、体の成長に合わせて成熟していくものである

ではなぜ、生殖器が未成熟のままになってしまうのでしょうか?

生殖器が成熟しないのは、生殖器の脱皮の機会を逃したからである

脱皮についてWikipediaより抜粋しました

節足動物の脱皮は、成長の段階と大きなかかわりがある。脱皮を行わなければ成長も行われず、往々にして脱皮の前後で体の構造が大きく変わることがある。たとえば脚が失われて再生が行われる場合でも、脱皮を経なければ外形の再生は行われない。成体になってからは脱皮を行わないものもある。また、この仲間では脱皮は体表面だけでなく、気管や消化管などの表面にまで及ぶ。

これと同じように、人の器官にも大きく成長するタイミング(機会)があり、それを逃すと成長しきれなくなります。では生殖器の脱皮の機会はいつなのでしょうか?

生殖器の脱皮の機会を逃すのは、おたふく風邪を抑えてしまったからである

  • おたふく風邪は、生殖器の脱皮、つまり生殖器を大きく成熟させるために必要なものである
  • しかし現代では、おたふく風邪を悪いもの・無意味なものとして予防が推奨されている
  • おたふく風邪にかかったとしても、解熱や点滴治療によりスムーズな経過が妨げられている
  • よって生殖器が未成熟な人も増えている

おたふく風邪を抑えようとするのは、悪いイメージの方が広がりやすいからである

体が起こすことで無駄なことは無いことを知っている整体では効用に目を向けますが、一般的には悪い方に目を向けがちです。初めから厄介なものと決めつけているため、別の理由で経過を悪くした例が少しでもあると一気に怖いものとして広まってしまいます。

  • 風邪でも何でも、熱や症状は極力避けようとし、効用には目を向けにくい
  • 戦後など栄養状態が悪い時代に悪化したケースを、現代でも引きずっている
  • 現代では、下手に症状を抑えようとすることで経過を悪くする(こじらせる)ことが多い
  • 子供のうちにかからず、大人になってかかることで症状が重くなる
  • その他 現代では 猛暑の影響 や 子供にも増えている ストレスによる影響 から経過を悪くすることも多い
  • それらにより “おたふく風邪は怖い” というイメージが更に広がるという悪循環に陥っている

Point

このように元々ただの厄介者というイメージもあり、こじらせて大事をした人が居るとあっという間に悪いうわさが広まります。

しかしおたふく風邪(流行性耳下腺炎)や、はしか(麻疹)など、成長期には誰でもかかるものには全て意味があります。自然の中で長い年月繰り返されてきた大切で尊い営みを、症状が辛いからと予防したり症状を抑えようとするのは、かなり安易で浅はかなことと言えます。

生殖器を成熟させ、無精子症や精子無力症の予防や改善を行うには

おたふく風邪を上手に経過させて生殖器を成熟させる

風邪の経過 と同じように、おたふく風邪にかかっている間も、刺激を避けて体の要求に沿って養生することが大切です。

  • 熱を下げようとしない
  • 耳下腺が腫れて食べると痛い = 食べない方が良い時期 なので無理に食べない
  • 痛みが無い時期でも、食べ過ぎには注意する
    (現代人は食べ過ぎの傾向が強く、食べ過ぎで経過を悪くすることが多い)
  • 特に治りかけや熱が引いたあとは、刺激をさけて養生する

大人になったからかかると、症状が重くなるのは当然のこと

  • 感受性に富み “変化しやすい” 時期に合わせて発症させる体の働きを逃してしまった
  • 無理に予防してきたことで鈍くなっており、高温を出さないと変化しない
  • 未成熟な状態で使い続けてきた結果、大きなダメージとなった
大人になってからのおたふく風邪は、精巣炎や卵巣炎で稀に不妊の原因になるとも言われています。整体的にはこの場合も、炎症により成熟や修復を行っていると見ますが、体の感受性や回復力が低下し、発熱時の上手な経過も社会的に難しい現代人においては安易に楽観視できません。よって特に大人になってからの発症においては、医療機関での相談を勧めざるを得ないのが現状です。

おたふく風邪の時期を逃しても、熱を繰り返すことで生殖器の成熟が期待できる

  • 普通の風邪による発熱にも、あらゆる症状や体の問題を改善させる効用がある
  • Ⅰ型糖尿病アトピー性皮膚炎 、小児麻痺なども熱を繰り返すことで少しずつ改善していく
  • しかし前述したように、風邪を上手に経過させることが必要であり、現代人には簡単ではない

Point

風邪による熱を上手に経過させる方法や注意点については、風邪と熱についての記事 を参照して下さい。

すぐに実践できる、無精子症や精子無力症の予防や改善方法

完全な無精子の場合は発熱を待つ必要があるかもしれませんが、精子が少ない場合や精子無力症のようなときは生殖器と関係する箇所をゆるめることで改善させましょう。また発熱が必要な体であれば、熱を出せる体に変えていくことが大切です。

腰椎3番4番の捻転体操で、生殖器と関連の深い腰椎4番目の椎骨をゆるめる

ピンポイントで目的の椎骨をゆるめるため効果が大きいですが、捻転系の体操が初めての方は、写真やイラストがないとイメージがつきにくいかもしれません。手順を示しますが、念のため写真やイラストで分かりやすく解説されている書籍も紹介しておきます。

  1. 気を付けの姿勢で仰向けになり、右腕を伸ばしたまま前から床につくまで上げる
  2. 左ひざを曲げながら、円を描くように外回ししていく
    (がに股 ➡ 更に回して膝を胸に引き寄せ ➡ そこから膝が体の上を通るように更に回していき ➡ 体の前からは腰を捻りながら膝を倒すようにして ➡ 体の右側まで膝を持っていく)
  3. 左ひざは直角近くまで曲げた状態で、下の脚は軽く曲げる程度とし、
    左ひざ頭の位置は、下の脚よりやや前で、膝から下は後方かつやや天井方向へ向いた状態とする
  4. 左腕を伸ばしたまま体の前回りで頭上まで上げてから、肘を曲げながら背中側に回し下ろしてくる
    (肘を回し下ろしていくに連れて腰が反っていき、腰の付け根辺りに力が集まるイメージ)
  5. 3で腰の付け根を中心に体が反って安定するので、左足の角度を調整して腰の付け根辺りにある腰椎4番目の骨に力を集める
  6. 腰椎4番目の骨を引っ張るイメージで、足方向にグーっと伸ばして、力を抜く
  7. 逆側も同じように行う

Point

整体体操には、各体操に共通したポイントや注意点があります。初めての方は一度 整体体操についての記事 を参照しておいて下さい。腰椎4番の位置は下のイラストを参考にして下さい。腰椎3番4番の捻転体操が解説されている書籍も紹介しておきます。

           

蒸しタオル法で生殖器と関連の深い腰椎4番目の椎骨をゆるめる

上記イラストの赤色の椎骨 = 腰椎4番 = 腰の付け根辺り を中心に蒸しタオルを当てます。タオルが冷めてきたら温めなおして当てる を繰り返すだけの簡単な方法ですが効果は高いです。しかしやり方や注意点を間違えると効果が半減したり、ほとんど無くなってしまうこともあります。なので初めての方は一度 蒸しタオル法についての記事 を参照しておいて下さい。

胸椎5番目の椎骨をゆるめ、必要なときに熱を出し、スムーズに経過できる体をつくる

  • 胸椎5番は、肩甲骨の真ん中くらいの高さにある
  • 胸椎5番は、体の水分調整や体温調整を担っている
  • 胸椎5番をゆるめることで、必要な時に熱を出し、経過も安定する体に変えることができる
  • 胸椎5番をゆるめるには 胸椎5番の体操 ➡ 肩甲骨の間に蒸しタオル法 が良い

Point

胸椎5番の体操の手順については こちらの記事 で解説しています。胸椎5番に関連した症状があるわけではないので、通常は体操だけで大丈夫だと思います。しかし生殖器の脱皮ができないほど熱を出せていないということは、胸椎5番がかなり硬いことも考えられますので、体操→蒸しタオル法を推奨しておきます。
なお『よく熱は出すんだよ』という人は、風邪と熱の記事 を参照して、熱の経過させ方に注意してみて下さい。

Point

胸椎5番の体操の手順については、青字の体操名リンクから開けます。胸椎5番に関連した症状があるわけではないので、通常は体操だけで大丈夫だと思います。しかし生殖器の脱皮ができないほど熱を出せていないということは、胸椎5番がかなり硬いことも考えられますので、体操→蒸しタオル法を推奨しておきます。
なお『よく熱は出すんだよ』という人は、風邪と熱の記事 を参照して、熱の経過させ方に注意してみて下さい。

まとめとおすすめの書籍

まとめ

  • 無精子症には、生殖器が成熟していないことが影響している
  • 生殖器が成熟しないのは、生殖器の脱皮の機会を逃したからである
  • 生殖器の脱皮の機会を逃すのは、おたふく風邪を抑えてしまったからである
  • 体が “ここぞ” というタイミングで発症させる好機を逃し、大人になってから発症すれば症状が重くなるのは当然(より高熱を出さないと体が変わらない)である
  • おたふく風邪の時期を逃しても、熱を繰り返すことで生殖器の成熟が期待できる
  • 無精子症や精子無力症の予防や改善方法として、腰椎4番の体操と蒸しタオル法を紹介しました
  • 必要な時に熱を出し、スムーズに経過させられる体をつくる方法として、胸椎5番の体操と蒸しタオル法を紹介しました

おすすめの書籍

痛みと不調を自分で治す人体力学
無精子症や精子無力症について細かく解説されている、整体関連の書籍はありませんでした (整体では病名を追いかけるのではなく、整体体操などでゆるめば勝手に何でも改善されるため)。代わりに記事で紹介した腰椎4番の体操が載っている本として、こちらを紹介します。
他にも様々な症状や不調の原因から改善方法まで解説されていすので、からだの不調に備えて一冊手元に置いておくことをおすすめします。

学べる施設

井本整体 HP “人体力学”を提唱している、本物の整体を学べる場所です。がっつり学ぶだけでなく、まずは整体に軽く触れてみたい方、自分に合った体操をオーダーメイドしてもらいたい方など、いろいろな講座が用意されています。メルマガやオンライン講座なども用意されていますので、一度ホームページを覗いてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました