この記事を読むメリット
無駄な力を使わず、周りの人より楽に速く、長い距離を歩ける方法が分かります。ランニングにおいても大きな基礎となるもので、難しく考えずに自然と自分にあったフォームが身に付きます。歩く動作は腎臓系とも関連が深く、尿の問題も改善が期待できます。一般的な体の使い方がベースになっていますので、走らない方も有益な情報を得られます。
体を壊さない走り方
前回の記事と少し被りますが、一連の部分ですので軽くまとめておきます。気持ちよく走ることを目的にする
“腕を振って” とか、“歩幅を広く” など意識的にやっても、結局はいつも使う筋肉を使い、使えていない筋肉は使いません。それどころか、力を入れることで余計にその差が大きくなったり、新たな歪みを生じます。それだったら、体の力を抜き、単純に気持ち良く走ってストレス解消!の方がよっぽど良いです。気持ちいい発汗を意識する
特に春~秋は、良い汗をかくことで呼吸器(肺)などが元気になりますが、激しい運動や猛暑の中でかく汗は、呼吸器がダメージを受けてかく汗で逆効果です。なので、『なんか、ベタットして気持ち良くない汗だなぁ』、とか『そんなに走ってないのに息苦しいなぁ』と感じたら、早々に切り上げ涼しい時間帯に変更するなりした方が良いです。 それでは、ここからが本番です。整体技術を使用していきます。整体を使った、体を整える、歩き方・走り方
走る前に、太ももの裏にある “大腿二頭筋(だいたいにとうきん)” を緩める
普段から体を整体にしている人は、街で誰より速く歩きます。それは大腿二頭筋が固まっていないので、何の力も要らず、自然と広い歩幅で進むからです。意識して速く歩いているわけではなく、筋肉が固まっていなければ、それが自然の速さということです。走る(歩く)ときは、大腿二頭筋の可動範囲内で行う
つまり、太もも裏の筋肉の緩み具合で、歩幅の許容範囲が決まるということです。 この範囲を超えてしまうと、捻じるべきではない部分を捻じって痛めたり、体のどこかに偏った負担をかけてしまいます。その他のポイント
整体的にもう少し突っ込んでみたいところですが、中途半端な理解で進んでしまうので次回記事で紹介します。何より歩く・走るに関しては、上記2項目が最重要ですし、何より整体として十分な実績や知恵があります。(前述の通り、整体は走ることを推奨はしていないので、それ以上は筆者個人の感覚によるものが入り込んできます)。なので今回は、上記2点についてしっかり解説していきます。歩く・走る動作に大腿二頭筋が重要である根拠
大腿二頭筋が硬く縮んでいる = 骨盤や腰が下がっている
マラソンのフォームについての解説でよく目にするフレーズに、腰の位置を高くし、骨盤を前傾して走ると疲れずスムーズに走れるというものがあります。しかし大腿二頭筋が縮んでいる状態でこのような体勢をとろうとすると、首や肩に無理な力がかかったり、腰のアーチが不自然になってしまいます。すると肩周りや腰の症状をはじめ、関連するさまざまな箇所の不調を引き起こす可能性があります。
Point
もちろん腰や骨盤が下がったまま走るのも、下がり方に応じた症状を起こします。それでも無理に姿勢を使って複雑に歪んだ体よりは素直で改善しやすと言えます。いずれにしても厄介な症状になる前に、整体体操で体を緩めることが先決です。
大腿二頭筋と腰の回転は連動している
- 体は腰の真ん中にある3番目の椎骨で捻じるのが自然
- 大腿二頭筋が緩んでいる = (3番目の椎骨で) 滑らかに腰を回転させられる
- 腰の3番目の椎骨は、腎臓と関連が深い
- 大腿二頭筋は、泌尿器と関連が深い
Point
このように、大腿二頭筋(太もも裏)も緩んで足の運びが楽な体は、腰の回転にも無理がなく歩行もスムーズです。そして両者は泌尿器系の急所という共通の性質も持っています。つまり人体の力学と急所(各部位の働き) はしっかり一致しているということです。そのような繋がりを使って体を改善していくのが、本当の整体技術になります。
腰から下が緩むと上体が楽
ここまでで走ることに関しては十分なのですが、ランニングフォーム解説でよくあるフレーズについてもう一つだけ触れておきます。背筋を伸ばし、上半身の力を抜いて走ると疲れないこちらも正しいのですが、そこだけを切り取ることに意味はありません。必要な箇所にしっかりと力が集まっていて、はじめて余分な力が抜けるからです。腰や骨盤といった土台がグラグラでは、どうやっても上半身が安心して緩むことはできません。下半身がしっかりしていれば背筋の自然と伸びます。腰や骨盤が下がっているなら、背中も丸まっているのが負担の少ない姿勢となります。
大腿二頭筋の可動範囲で走る・歩くとは
大腿二頭筋の可動範囲とは
必要以上に腕を振ったり、上半身や腰の捻りを使わずに、楽に進める歩幅です。要は力を使わず、いつまでも歩いていられるような歩き方です。普段から体操などで緩めていない人は、かなり狭くなる人が多いはずです。左右差がある場合は、狭いほうに合わせます。可動範囲を超えるとどうなる?
- 太もも裏が伸びない分を、余分に腰を捻ることで補い、腰痛や可動性低下の原因になる
- 腰の代わりに首や膝など別の箇所で捻じることで、それぞれの症状を引き起こす
- 腰で支えられないものを肩や下肢で支えることで、それぞれの症状を引き起こす
これらのことから、わかること
- ランナーは股関節や膝,足首など色々なところを痛めるが、症状があるところだけを調整しても根本は解決されない
- なら大元は大腿二頭筋? しかし大腿二頭筋の伸びが悪くなった原因も腰にある
- さらに腰に出る原因も、人それぞれである
腰に負担がかかる例
走り過ぎが原因で骨盤が硬直して下がり、腰に負担をかけることがあります。また猛暑の中での走り込みで呼吸器(肺)に負担を掛け、そこから腰に影響することもあります。
つまるところ、どうすれば良いの?
ここまで色々言われてしまうと、どうして良いか分からなくなると思います。ですがこの後、大腿二頭筋を緩めながら、同時に腰や大元の原因まで勝手に改善される方法を紹介するので心配いりません。暑さや湿気の少ない時間帯を選び、無理のない範囲で走るという最低限の注意点を守った上で、以下の方法を実践してみてください。ひこ整体の魅力の一つは、体のつながりを意識して行うことで目的の箇所だけでなく関連したところまで改善されることです。よって技術や体操を一つ自分のものにできれば、元の原因や改善方法など知らなくても、勝手に体が改善されるということです。自分に合った体操との出会いは正に人生の宝といえます。
歩く・走るのに重要な、大腿二頭筋 (太もも裏) を緩める方法は?
“こうもり様(よう) 体操” が最適
一応手順は書きますが、豊富な写真や分かりやすいイラスト付きの書籍が一番参考になります。なので最後におすすめの書籍と学べる施設のHPを載せておきます。ただしそれだけだと、ただの押し売りになってしまいますので、そこまでする価値のある根拠も続けて説明していきます。 また整体体操では、共通したポイントや注意点がありますので、初めての方は 整体体操に関してまとめた記事 に一度目を通しておいてください。こうもり様体操の手順
- 仰向けになり膝を抱えるようにして、胸に近づける (膝を抱えられないなら太もも裏でもOK)
- 膝を軽く伸ばすように、脚を真上方向にを上げていく (手は膝の裏か持てなければ太もも裏。膝は背中を丸めてまで無理に伸ばさない)
- 脚の重みが、ベルトをする位置に乗る角度を探す
- 太ももの裏側を伸ばすように、脚を左右交互に天井方向に動かす
Point.1
脚を真上に伸ばすときは、腰を丸めたり腹筋に力が入らないように、軽く伸ばすことが大切です。そうすると思った以上に膝は伸びず、前後したときベルトの位置に重さが乗る感覚も分かりやすくなります。ベルトの位置に重さが乗る角度は、緩んでいれば垂直に近くなりますが、硬い人ほど脚を前に倒した位置になります。
Point.2
太ももの裏を伸ばすときも、腰が丸まり腹筋に力が入っているときは、上手く腰と太もも裏のつながりが出来ていません。そのような時は、一度膝を曲げて力を抜いた状態でベルトの位置に乗せ直してから、おなかに力が入らないよう意識して伸ばします。もしベルトに乗る足の角度が前過ぎてどうしても腹筋に力が入ってしまう時は、片側ずつ行ってください。
こうもり様体操が最適な理由
- 上記にあるように、大腿二頭筋の伸びが悪くなる元々の原因は腰にある
- こうもり様体操では、大腿二頭筋を緩めた刺激が腰に流れ、腰の力も取り戻せるように設計されている
- このように自然の流れで腰が緩むと、大元の原因まで勝手に改善される
体操の効果は、走る・歩くに関することだけではない
- 大腿二頭筋は泌尿器の急所なので、腎臓や尿の問題改善も期待できる
- のどや甲状腺は腎臓の急所なので、それらの症状改善も期待できる
体を整える、歩き方・走り方 のまとめ
- 太もも裏にある大腿二頭筋が緩んでいれば、腰の回転とスムーズに連動して楽に進める
- 下半身が安定すれは、上体の力が抜けて疲れにくい
- 腰や大腿二頭筋に負担をかける原因は様々だが、整体体操なら根本まで改善できる
- 大腿二頭筋を緩める方法として、こうもり様体操を紹介しました
- つながりを使って緩めるので、歩く(走る)だけでなく、いろいろな症状改善も期待できる
- 先ずは、いつもの準備体操だけをする
- 腕や足の力を抜き、必要以上に体の捻じりを使わない歩幅で歩くか、軽く走る
- 次に、こうもり様体操を行う
- もう一度、(2)と同様に歩くか、軽く走るかして、体操の効果を実感する
Point
整体体操の中でも、この組み合わせ(こうもり様体操の前後で歩くか走るかして比較してみる)は、かなり効果を実感しやすい体操だと思われます。ぜひ整体体操の効果の高さを実感してみてください。




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